最寄りのご連絡先
検索中
検索できませんでした。メールでお問い合わせください。
最寄りのご連絡先を検索するために、ブラウザの位置情報取得を許可してください。
よくあるご質問 - 膨張黒鉛ガスケットに関するご質問
Q1 膨張黒鉛ガスケットをガス系流体に使用すると、漏れが発生しやすいのはなぜでしょうか？
A
膨張黒鉛はミクロ的に見ると薄い層が何層にも重なった構造をしているため、分子量の小さいガスは、層間を通って漏れやすいためです。
膨張黒鉛は結晶層間を膨らませたものであり、空隙が多い構造をしているため、柔らかくてフランジに馴染み易い特徴を持っています。その反面、分子量が小さいガスはこの空隙を通って漏れやすくなります。
対策としては、うず巻形ガスケットなどガスシール性の高いガスケットに変更することをお勧めいたします。また、不浸透処理を施したタイプ（TOMBO No.1215-Tなど）もあります（ただし樹脂を使用しているため、使用可能温度は260℃までとなります）。
注：膨張黒鉛ガスケットをガスシールに使用する場合、標準の規格寸法ではガスシールに必要な締付面圧（σ3など）が加わりにくいのでご注意ください。
